三重県へ移住するならどこがいい??

三重県への移住者が年々増加していますが、移住者の皆さんが移住先としてどの地域を選んでいるのかは気になりますよね。
三重県のホームページでは過去に移住をした人たちの情報をまとめたページがあります。
リンク:三重県庁HP

引用:資料1:令和4年度 県および市町の施策を利用した県外からの移住者の内訳

上記のグラフは令和4年と令和3年の県外から移住された人たちの三重県内への移住先です。

三重県への移住のきっかけとして多い理由に「田舎で暮らしたい・地方で働きたい」が

3〜5割以上を占めているように自然が多い地域への移住者が多いのが分かります。

今回はそんな移住先の地域を少し掘り下げてご紹介します。

北勢地域 〜中部圏への通勤・通学が便利〜

県北部に位置する5市5町からなる北勢エリアは高速道路の整備もされていることから名古屋や中部圏への通勤・通学に大変便利です。

5市5町

いなべ市・桑名市・四日市市・鈴鹿市・亀山市

東員町・菰野町・朝日町・川越町・木曽岬町

近年では四日市市にキオクシア四日市工場が誘致された事もあり働き手も増加しております。
県内随一の工場地帯という事もあり多様な産業が集積する三重県内のものづくり中心都市となっています。
一時ブームになりました「工場夜景」もここ四日市市でも人気のスポットになっています。
その他に全国でも有名なテーマパーク「ナガシマスパーランド」があったり、F1レース開催を行う「鈴鹿サーキット」もあります。会員制大型量販のコストコ誘致も亀山市が行なっており2024年春にオープンがされる模様です。

中南勢地域 ~短い地名がある場所として有名です~

三重県の県庁所在地である「津市」があるのがこのエリアになります。
行政の中心地はもちろんのこと名古屋市や関西エリアへのアクセスも便利です。
2市4町からなるエリアですが、松阪牛(まつさかうし)で有名な松阪市や清流と呼ばれる「宮川」があったり多数の渓谷があるなど都市部にいながらも自然豊かに楽しめるのが特徴です。
ちなみに名古屋名物の「天むす」ですが、実はここ津市が発祥であるのをご存知ですか??
天むす千寿というお店になるのですが、初代女将が夫のために栄養満点の昼食をということでおにぎりにエビの天ぷらを入れたのが始まりなんだとか。

伊勢志摩 ~正式名称は「神宮」と呼びます~

お伊勢さんや伊勢神宮として親しまれる「日本人の心のふるさと」、伊勢神宮があるのがここ伊勢志摩になります。
全国神社の中心として神秘的なパワースポットとしても有名です。
また、2016年には先進国首脳会議「伊勢志摩サミット」も開催されました。
三重県名物の「赤福」もここ伊勢に本店があります。上質なほど良い甘味のあんこに包まれた柔らかいおもちが最高です。
鳥羽には日本で唯一ここでしか見れない「「ジュゴン」がいる鳥羽水族館もありますね。
そのほかに「鳥羽・志摩の海女漁の技術」は、国の重要無形文化財に指定されていたりもします。

伊賀地域 ~忍者の街として有名です~

北は滋賀県、西は京都府と奈良県に隣接した地域。大阪にも特急を使えば約1時間で行くことができます。
関西圏への通勤・通学者も多く、ベッドタウンとしても利用されています。
その他にも自動車専用道路として国道が走っており車での通勤や輸送車の交通が便利なことから製造業の企業も多く進出しています。
四方を山で囲まれた盆地であることから、お米の産地としても有名です。特に伊賀米と伊賀牛を組み合わせた料理は絶品です。
また、不定期ではありますが市として「忍」を募集していたりもしますよ。
忍びといっても本物のではなく、地域おこし協力隊として移住して活動される方を募集したりしています。

東紀州地域 ~山と海に囲まれた自然美を満喫~

伊勢志摩地域よりもさらに南へ下がったのが、ここ東紀州地域になります。
かの有名な世界遺産「熊野古道」もありますね。
熊野灘に面したこの辺りは漁業が盛んなのはもちろんですが、温暖な気候を生かしてミカン栽培が年間を通じて行われています。
ミカン好きには絶好の移住地となりそうです。
また、日本有数の多雨地域でも知られており林業も盛んな地域となっています。
「尾張ヒノキ」も木材として有名で【日本農業遺産第一号】としての認定も受けています。
*参考 三重県HP~「尾鷲ヒノキ」が日本農業遺産第一号に認定されました!

上記以外にも各市町村で様々な特色があります。
その地域毎で移住者に向けた補助金などの案内もあります。
これをきっかけに気になった地域があれば是非各市町村のHPを覗いてみて下さい。
津市(特に河芸町近辺)であれば、長年住んでおりますのでさらにディープな情報もお届けできます
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