三重郡菰野町はどんなところ?三重県在住者からみた菰野町の魅力や特徴

三重郡菰野町(こものまち)は、鈴鹿山脈の麓に位置しており、登山や温泉を楽しみたいという方がたくさん訪れる自然豊かな街です。

菰野町は古く昔、マコモやクサヨモギなどが生い茂る原野が広がっていたそうで、その場所を切り開いて村を作ったことから「こもの」と命名されたと言われています。

また、日本一の白鉄塔の高さを誇る御在所ロープウェイや1300年の歴史を誇る湯の山温泉、4千名を超えるランナーでにぎわう鈴鹿山麓かもしかハーフマラソンなど小さい町ながらも賑わいをみせる菰野町にスポットを当て、魅力や特徴をご紹介します。

菰野町の基本情報

人口約40,000人(約17,000世帯)
面積107.01km2
人口密度374/km2
年間降水量約1.737㎜
病院(個人医院含む)約47件

名古屋から約45km、四日市市からは約10kmと主要市街地へのアクセスが良いこともあって、春はお花見、秋は紅葉、冬は雪景色と一年を通して自然を満喫できる観光スポットとして菰野町は人気があります。

また、平成22年に名古屋市で開催された生物多様性条約第10回締約国会議の野外実習先として菰野町が選ばれ、世界中の人々へ自然豊かな菰野町のすばらしさを伝える機会もありました。

菰野町ホームページ

https://www2.town.komono.mie.jp/www/contents/1001000000012/index.html

菰野町の天気

菰野町は一年を通して比較的温暖な地域です。ただ、年間雨量はやや多めで、乾燥しやすい季節でも雨が降ることが多い傾向にあります。

年間平均気温は約14℃、一年で最も暑い季節である8月の平均気温は約25℃、最も寒いとされる2月の平均気温は約2.6℃です。

山々に囲まれていることから氷点下になる日や降雪も多めではあるものの、湿気が多い三重県内の中でも夏場は比較的過ごしやすい地域だと言えます。

菰野町のアクセス状況

菰野町 近鉄電車 湯の山線

菰野町では、新名神高速道路の菰野ICが開設されたことでかなり利便性が良くなりました。

新名神高速道路や国道477号のバイパスなど高規格道路の整備も進んでいて、近鉄電車や高速バスなどを利用すれば名古屋へのアクセスは1時間以内と、交通インフラの整備が整備されたことでさらに多くの方が菰野町へ訪れるようになっています。

〇電車の場合〇

・名古屋方面

近鉄名古屋駅から近鉄四日市駅→近鉄湯の山線に乗り換え約1時間20分

・大阪方面

大阪難波駅から近鉄四日市駅→近鉄湯の山線に乗り換え約2時間20分

・京都方面

・京都駅から近鉄四日市駅→気熱湯の山線に乗り換え約2時間30分

〇車の場合〇

・名古屋方面

東名阪自動車道:名古屋西IC→四日市JCT→新名神高速道路:菰野IC 約45分

・大阪方面

阪和自動車道:松原IC→松原JCT→阪神高速14号松原線→西名阪自動車道、名阪国道25号:亀山IC→東名阪自動車道:四日市IC 約1時間40分

・京都方面

名神高速道路:京都東IC→草津JCT→新名神高速道路:菰野IC 約1時間15分

菰野町ホームページ 菰野町へのアクセス

https://www2.town.komono.mie.jp/www/contents/1568970087961/index.html

菰野町のおススメ観光スポット

菰野町 御在所たけからの眺望

菰野町は小さな町ではありますが、たくさんの観光スポットがあります。

■御在所岳■

三重県と滋賀県の境界線にある鈴鹿山脈の主峰が御在所岳で、日本の二百名山にも選ばれています。

一番人気は中道登山道で奇岩やキレットやクサリ場などがあり、往復路で約4~5時間程度です。

標高650m付近にある「あばれ岩」は、岩が岩を負ぶさっているように見えることから名づけられ、岩と岩の隙間を通り抜けることができます。

また、5合目付近にある地蔵岩は、2つの岩の間に今にも落ちそうな四角い岩が挟まるように乗っていますが、絶対に落ちたいことで有名で受験シーズンになると多くの家族や学生が訪れています。

■湯の山温泉■

湯の山温泉は、標高400メートルに位置し、御在所岳の中腹に広がる渓谷沿いに旅館が建ち並ぶ温泉街のひとつ。

この温泉街には御在所ロープウェイの山麓駅があり、御在所山上へ12分であがることができます。

実は湯の山温泉は全国的にも有名な温泉街で、その名が知られるようになったのは西郷隆盛が反乱を起こした「西南の役」に関連しています。

その時、湯の山は負傷兵の治療所として利用され、療養を終えた兵士が景観と温泉の効能を広く伝えたことがきっかけとなり、全国的に有名になったとされています。

菰野町観光協会

https://www.kanko-komono.com/spots/category/sightseeing/

菰野町の特産品

菰野町の特産品マコモタケ

菰野町の特産品をいくつかご紹介します。

■マコモ■

マコモは地名の由来にもなっているだけあって、菰野町の一番の特産品です。

マコモはイネ科の植物で、一般的に「マコモタケ」と呼ばれています。

3月下旬から4月初旬に芽を出し始め、茎や葉っぱは1メートルほどに成長します。8月になると穂が出て収穫の時期を迎えますが、イネ科なので成長過程は稲とそっくりです。

食物繊維が豊富でビタミンB1、B2、カリウムやミネラルなど栄養価が高く、腸内の善玉菌を増やして慢性疾患を予防や血糖値の低下、免疫力アップなどに有効と言われています。

マコモタケやマコモを使った加工品は菰野町内の道の駅やレストラン、旅館などで購入可能です。

■萬古焼■

萬古焼は三重県の代表的な地場産業でありながら、菰野町にはいくつかの窯元があります。

菰野町で作られた萬古焼は、日本のみならず海外でも親しまれており、土鍋の国内シェアはなんと8割にも及びます。

耐熱性と耐久性に優れ土鍋のほかにも急須も有名で、鉄分を多く含んだ土を使って作られているので、お茶の渋みを吸収しまろやかにしてくれる効果があるということもあり、世界各国から注目されています。

■僧兵鍋■

僧兵鍋は古く昔、僧兵たちのスタミナ源として食べられていたと言われており、現在も各旅館で工夫を凝らした僧兵鍋を食べることができます。

山の幸をはじめ猪などのお肉を中心に数種類の味噌をフレンドして煮込んだ味わい深いお鍋で、菰野道の駅では自宅でも僧兵鍋が楽しめるよう「僧兵味噌」も販売しています。

菰野町観光協会

https://www.kanko-komono.com/

菰野町のいいところ

菰野町は

・名古屋圏や三重県主要市街地から近い

・自然が豊か

・観光スポットが多い

・人が優しい

・水がおいしい

・街のイメージが良い

など、いいところがたくさんあります。

結婚を機に菰野町へ移住された方が多い中、住宅や宅地が手に入れやすかった、周りの環境が気に入ったからという理由で菰野町へ住む決意をされている方もたくさんいます。

これからもずっと菰野市へ定住したいと言う方、どちらかといえば住み続けたいと言う方を含めると、なんと80%にも及びます。

菰野町町民アンケート結果

https://www2.town.komono.mie.jp/www/contents/1001000000124/files/reiwa3anke.pdf

菰野町の不便なところ

定住したい方が80%いる中で菰野町にも不便なところはもちろんあります。

・公共の交通機関(バスなど)が少ない

・車がないと不便

・買い物が不便

・就業場が少ない

・地区の行事が多い

など挙げられますが、小さい街がゆえやはり近所の方々との距離は近いかもしれません。

ただ、地元の方が最も不便と感じているのは交通の便の悪さで、一家に一台というよりは一人一台車がないと行動ができないところにあるようです。

まとめ

菰野町の冬景色

いかがでしたか。

今回は菰野町にスポットを当てご紹介しました。

菰野町に限らず、日本は少子高齢化が取り沙汰されていますが、菰野町は平成3年の人口約32,000人に対し令和5年現在は約40,000人と人口が増加しています。

菰野町は不便なところがあっても、それだけ住みやすい街だと言えるのではないでしょうか。

近年はさらに移住者を増やそうと空き家バンクへの登録をはじめ、医療や子育て支援に力を入れています。

ぜひ、移住先のひとつとして菰野町のことを知って頂けると幸いです。

菰野町の移住支援制度

https://www.ijyu.pref.mie.lg.jp/photo/20230605-131738.pdf

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