三重県津市への移住のメリットとデメリットを徹底解説!

新型コロナウイルスや働き方改革の影響で、テレワークが普及しました。

完全テレワークの仕事も増え、オフィスのそばに住む必要がなくなった人も多いのではないでしょうか?

このような背景から近年地方移住が注目を浴びています。

三重県は人気の移住先の一つです。この記事では三重県の県庁所在地である津市に着目して津市に移住するメリットとデメリットについて紹介します。

三重県や津市への地方移住に興味がある方は必読です!

三重県津市の基本情報

三重県 津城

下記の表は三重県津市の基本情報をまとめたものです。

人口271,747人(2023年現在)
世帯数128,790世帯
面積711.1km2
人口密度386人/km2

津市は三重県の県庁所在地で、中勢地域に位置しています。面積は県内最大ですが、人口は四日市市に次いで県内で2番目に多いです。

スタディサプリの「街の統計データランキング」によると、津市には下記のような特徴があります。

  • 専門学校、短大、大学などの教育機関が多い(県内1位)
  • 物件が充実している(県内3位)
  • 交通の便が良い(県内1位)

これらのデータから、津市は教育環境が充実している学生街と言えるでしょう。

三重県津市に移住するメリット5つ

三重県津市に移住するメリット5つ

三重県津市に移住するメリットは下記の5つです。

  • 自然豊かでのびのびできる環境である
  • 名古屋、京都、大阪などの大都市にアクセスしやすい
  • 生活に必要なさまざまな施設が揃っており暮らしやすい
  • 教育環境が整っており、子育てしやすい
  • 移住支援補助金制度がある

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

自然豊かでのびのびできる環境である

東海地方初の森林セラピー基地の認定を受けた美杉地域。

棚田の水面に映る華やかな姿の三多気の桜。

安濃川の清流と花崗岩が織りなして美しい景色を生み出す河内渓谷。

津市は三重県の県庁所在地であるにも関わらず、自然が多いです。山も海もあり、都会と田舎がバランスよく融合しています。

アウトドアが好きな人におすすめの街です。

名古屋、京都、大阪などの大都市にアクセスしやすい

津市は三重県の中心部にあるため、名古屋方面と関西方面いずれにもアクセスしやすいです。

いずれの都市にも1〜2時間ほどのドライブで着くことができます。これらの都市へのアクセスのしやすさは、進学先や就職先の選択肢の幅を広げることになるでしょう。

生活に必要なさまざまな施設が揃っており暮らしやすい

津市は三重県の県庁所在地であるため、公共施設、教育機関、医療機関、企業などさまざまな施設があります。特に津駅を中心に大型商業施設や百貨店、スーパーなど生活に必要な施設が揃っているため便利です。

津市内には各地にイオンモールも点在しているため、ショッピングや映画鑑賞を楽しむこともできます。

教育環境が整っており、子育てしやすい

津市内には下記のようにさまざまな教育関連の施設があり、子育てしやすいでしょう。

  • 幼稚園・保育園
  • 小学校・中学校・高校
  • 短大・大学
  • 専門学校

保育所は60ヶ所以上、そして幼稚園は50ヶ所以上あり待機児童がゼロです。名古屋市街地にも電車で1時間以内でアクセスできるため、進学先の選択肢に困ることはないでしょう。

他にも、15歳に達した最初の3月31日まで医療費が無料だったり(所得制限あり)、三重県在住の18歳未満の子どもがいる世帯と妊娠中の方がいる世帯に「三重県子育て家庭応援クーポン」(県内協賛のスーパーや飲食店で割引やサービスなどを受けられる)が取得できたり、子育て世代には住みやすいです。特に、地方移住を検討する共働きの子育て世代に津市への移住をおすすめします。

移住支援補助金制度がある

津市には移住支援補助金制度があり、条件を満たせば最大100万円の支援を受けられます。

下記の表は、世帯ごとの地方移住にかかる費用の目安をまとめたものです。

単身者26〜60万円
2人家族60〜90万円
3人家族87〜125万円

出典:地方移住の費用はどれくらいかかる?安く済ませる方法も解説

この表からも分かるように、地方移住にはお金がかかります。最大100万円も支援してもらえると、移住にかかる経済的な負担がかなり軽減されるでしょう。

三重県津市に移住するデメリット2つ

三重県津市に移住するデメリット2つ

三重県津市は魅力的な場所ですが、残念ながら移住するデメリットもあります。

下記の2つがデメリットです。

  • 車がないと不便である
  • 娯楽施設が少ない

それぞれのデメリットについて詳しく解説します。

車がないと不便である

上記にもありますが、津市は自然豊かです。そのため電車が通っていないエリアや公共のバスの運行本数が少ないエリアもあるため、そのような場所で暮らす場合は特に車が必要不可欠になるでしょう。

娯楽施設が少ない

津駅周辺には生活に必要な施設が揃っていることを紹介しましたが、これらの施設の多くがリニューアルされず、老朽化が進んでいます。そして深夜や日をまたいで営業しているお店やテーマパークなどの娯楽施設が少ないです。

商業施設が充実している四日市市や、観光都市の伊勢市や松阪市などと比較すると少し地味な印象を受けるかもしれません。若者には少し刺激が足りない街と言えます。

津市にあるお試し移住施設

津市にあるお試し移住施設

津市にはお試し移住施設があり、これらの施設にお試しで住んでみることで現地での生活を体験できます。

短期滞在用の住宅と長期滞在用の住宅に分かれており、それぞれ滞在期限が決まっているため要チェックです。

実際に生活してみることで現地の雰囲気や生活環境などより具体的にイメージし、移住後にミスマッチや後悔するリスクを軽減させられるでしょう。

現地の下見をしたい場合は、津市が行っている「田舎暮らし体験」や「移住体験ツアー」、または遠方からでも気軽に移住に関する相談ができる「オンライン相談会」の活用を検討してみてください。

三重県津市への移住をする際に注意すべきポイント

三重県津市への移住をする際に注意すべきポイント

  • 移住について家族とよく話し合う
  • 移住後の仕事に目処をつけてから移住する
  • お試し移住や週末移住を繰り返してから決断する

それぞれの注意点について解説します。

移住について家族とよく話し合う

日本国内であっても移住は人生の中で大きな決断の1つです。移住後に戻りたいと後悔しても簡単には後戻りできないかもしれません。家族で移住を検討する場合は、移住の意思や理由、目的について家族としっかり話し合いましょう。

もし家族から反対意見があった場合は必ず耳を傾けてください。きちんと話し合いをしないとトラブルに発展する可能性があります。特に子どもがいる家庭の場合は、子どもの進学や就職など未来のことも見据えて考えてください。

移住後の仕事に目処をつけてから移住する

上記にもありますが、移住にはお金がかかります。

移住前に仕事の目処をつけておくと、移住後にお金の心配をせずに暮らせるでしょう。他県のリモートワークや会社での雇用が決定していることが理想です。安定した収入や保障が期待できます。

県内の求人情報を紹介しているWebサイト『「みえ」の仕事マッチングサイト』を活用することがおすすめです。

お試し移住や週末移住を繰り返してから決断する

いきなり移住をすると、思っていたのと違ったと後悔する可能性があります。移住を後悔しても簡単には後戻りできないかもしれません。このような失敗を防ぐために前述した津市のお試し移住施設の活用や週末移住を繰り返してから移住を決断することをおすすめします。

さまざまな時期や季節で短期移住を繰り返すことで、その地域の気候、治安、暮らしやすさなど実際に暮らしてみないと見えない点が見えてきて、元々のイメージが変わるかもしれません。

じっくりと時間をかけて検討し、後悔のない移住にしてください。

まとめ

三重県 津市 移住

いかがでしたか?

近年三重県に移住する人口は年々増加傾向にあります。それは三重県が移住者に対して支援金補助や就労支援など多種多様なサポートを行っているからです。

三重県の中でも津市は下記のようにさまざまな魅力があります。

  • 自然豊かでのびのびできる環境である
  • 名古屋、京都、大阪などの大都市にアクセスしやすい
  • 生活に必要なさまざまな施設が揃っており暮らしやすい
  • 教育環境が整っており、子育てしやすい
  • 移住支援補助金制度がある

津市への移住は特に共働きの子育て世代の方におすすめです。津市への移住、かつ津市での家づくりに興味がある方は寺西建築までお問い合わせください。

三重へ移住
建築のことから三重県への移住のことまで住まいのことなら寺西建築へ