三重郡朝日町・川越町はどんなところ?三重県在住者からみた朝日町・川越町の魅力や特徴
朝日町は三重県内で最も面積が小さく、川越町はその次に小さい町でどちらも四日市市と桑名市と隣接しています。
朝日町には東芝インフラシステムズやキオクシア、カネソウなどの工場が立地しており、川越町にはJERA川越火力発電所や川越電力館テラ46があります。
また、朝日町役場と川越町役場は徒歩で約30分程度、距離にすると1㎞ほどなのでどちらも小さな町であることがうかがえます。
今回は三重県の中でも小さな街として知られている朝日町と川越町についての魅力や特徴をご紹介します。
朝日町・川越町の基本情報
朝日町
川越町
朝日町と川越町はとても小さな街なので人口も少ないですが、どちらも微増ではあるものの年々人口が増加しています。
近年の宅地開発が進んだことにより、隣接する四日市市や桑名市へ通勤される方が居住先として、朝日町や川越町を選択されているのも人口増加の要因として考えられます。
ですが、長期的な目で見ると人口の減少に転じる可能性も高いことから、どちらの街も移住や定住に力を入れています。
朝日町の人口推移
川越町の人口推移
https://www.town.kawagoe.mie.jp/wp-content/uploads/sougou7th_14_genkyo.pdf
朝日町・川越町の天気
年間降水量などの統計が主要の市区町村となるため、朝日町と川越町の天候は隣接する四日市市と桑名市を参考にしたうえでお伝えしたいと思います。
夏はやや蒸し暑く、平均気温は25℃前後、8月は30℃を超える日も比較的多くなってきています。
年間降水量は約1,600㎜ほどなので、雨が降る日も多いかもしれません。
ただ冬場は比較的暖かいので過ごしやすい傾向にはありますが、2023年の1月に四日市市では50㎝近くの積雪がありました。
なので、隣接している朝日町や川越町もまとまった雪が降ることもあるため、冬支度もしっかり行っておく必要がありそうです。
朝日町・川越町のアクセス状況
川越町へのアクセス方法をご紹介しますので、朝日町へのアクセスにもご参考ください。
〇車の場合〇
伊勢湾岸自動車道みえ川越ICから5分
〇電車の場合〇
名古屋方面より
名古屋駅→桑名駅→川越富洲原駅 約30分
津方面より
津駅→四日市駅→川越富洲原駅 約35分
名古屋や津方面(四日市方面)のどちらも30分程度の距離のため、朝日町や川越町に住所を構えながら主要都市部へ通勤や通学されている方もいます。
川越町への交通アクセス
朝日町・川越町のおススメ観光スポット
朝日町と川越町の観光スポットをご紹介します。
小さな街ではありますが、素敵な観光スポットが多いのでぜひ足を運んでみてください。
朝日町
■史跡巡り■
朝日町には、重要文化財に指定されている縄生廃寺(金光寺跡)や正治寺跡、柿城跡など史跡や旧跡が複数あります。
中でも縄生廃寺跡は昭和61年に行われた発掘調査によって塔跡が確認され、重要文化財である舎利容器や瓦などが出土しました。
朝日町史跡案内図
https://www2.town.asahi.mie.jp/www/contents/1001000000450/simple/historicalsites.pdf
■あさひの湯■
延べ600坪という広いスペースに多彩なお風呂が揃うのが天然温泉あさひの湯。
地下1,700mから湧きだした温泉は心身ともに癒しを与えてくれるとあって地元の方にも大変人気があります。
また、バッティングセンターやボーリングセンター、フィットネススタジオも併設されているので一日かけて思いっきり楽しむことができるでしょう。
あさひタウンガイド
https://www2.town.asahi.mie.jp/www/contents/1001000000450/simple/asahitownguide.pdf
川越町
■高松海岸■
三重県の北勢地域で唯一自然干潟が残っている遠浅の海岸が高松海岸です。
穏やかな風景の中に海浜植物や海鳥を見ることができます。
伊勢湾台風が来る前は1㎞にわたり干潟ができる海岸ではあったものの、現在は砂浜自体が少なくなっているため、高松海岸はとても貴重な場所のひとつです。
川越町の地域スポット
■川越電力館テラ46■
1996年に開館した川越電力館テラ46は「人と地球の共生と未来」をテーマにした施設。
1F~7Fまであり、1Fには伊勢湾ジオランド、4FにはプリンセスKAGUYAアドベンチャーランド、サミットスタジオ、サミットオブジェなどが展示されています。
テラとはラテン語で「地球」を意味し、毎月様々なイベントが開催されており、中には18歳以上限定など大人を対象としたイベントもあります。
川越電力館テラ46ホームページ
https://www.jera.co.jp/corporate/business/museum/kawagoe
朝日町・川越町の特産品
まずは朝日町の特産品をご紹介しましょう。
■生栗■
朝日町の埋縄の生栗は、しいたけの廃木を混ぜ込んで作った堆肥で育てられています。
大量に採れるわけではありませんが、とても甘くておいしいと地元の方に大変人気があります。
■しいたけ■
露地栽培で手塩をかけて作られている原木しいたけは、ふるさと納税の返礼品にも選ばれています。
原木しいたけならではの厚みと濃厚な味わいはスーパーで売られている一般的なシイタケとは一味も二味も違います。
お召し上がりいただきたい特産品のひとつです。
朝日町特産品
https://www2.town.asahi.mie.jp/www/contents/1536652965640/index.html
川越町
■練り物■
川越町のふるさと納税返礼品にもなっているちくわや蒲鉾などの練り物は地元の方にも人気がありますが、お土産としてもおススメです。
業務用から家庭用まで様々な練り物が作られていて、練り物の概念を覆されるほどのおいしさです。
煮込み料理にはもちろんのこと、お酒のお供としてそのまま召し上がって頂くことができますので、ぜひご賞味ください。
山武食品
カマイチ
■朝日町・川越町 来てみてうまっぷ■
朝日町と川越町は小さな街なので、主要都市のように観光スポットや特産品が多いわけではありません。
だからこそ、2つの街が手を取り合い、おすすめの食事処やお土産ショップなどが巡れるよう観光マップが用意されています。
来てみてうまっぷ
https://www.town.kawagoe.mie.jp/wp-content/themes/kawagoecho/pdf/2-4.asakemap_A3size02s.pdf
朝日町・川越町のいいところ
朝日町と川越町のいいところは
・高速が意外に近い
・小さいからこそみんなが顔見知り
・緑が多い
・海も近い
・子育てしやすい
などが挙げられます。
小さな街だからこそ地域全体が子供を大切にしていて、人口が多い街に負けないくらい元気な地域です。
お年寄りから小さなお子さんが集まる地元ならではの催事も実は多く開催されています。
朝日町のいいね!
https://www.town.kawagoe.mie.jp/wp-content/themes/kawagoecho/pdf/2-4.asakemap_A3size02s.pdf
朝日町・川越町の不便なところ
朝日町と川越町の不便なところは
・車がないと不便
・ショッピングは名古屋まで出ることが多い
・総合病院がない
・地域の行事が多い
などが挙げられます。
スーパーやドラッグストアなどはあるので普段の生活の中で困ることはあまりないものの、大きなショッピングモールなどはないため名古屋まで足を運ぶ人も多いようです。
ただ、伊勢湾岸自動車道も通っていますし、電車でも30分強で名古屋まで行けるので不便と言っても大きく負担になることはありません。
まとめ
今回は、三重県内でも1,2番目に小さい朝日町と川越町をご紹介しました。
全国的に人口の減少が取り沙汰されている中、朝日町や川越町は少しずつですが人口推移が伸びています。
きっとどちらの街も人口の多い市に負けないくらい、住みやすい街づくりに力を入れているからなのだと思います。
これといって有名なものはなくても、地元の方に愛される自治体であることが長く住みたいと思われる一番の理由なのかもしれませんね。
朝日町ホームページ
https://www2.town.asahi.mie.jp/www/index.html
川越町ホームページ
https://www.town.kawagoe.mie.jp/